三度の飯と川のせせらぎ

突然やってきた、強迫症と不安症(たぶんね)

はじめて書く

昔ブログというものは書いていた。でも趣味のことについてだった。

今回は思い立って、思い付きの勢いのまま、アカウント作成した。

そして、今、書いてる。

今後、自分の状態の経過を記していく。

以下、長文になるのであしからず。

なお、強迫性障害や不安障害の方は人の症状を聞いたり見たりすると引っ張られる傾向があるので(自分もそう)、以下の続きの文章はしんどい時は見ない方がいいかも。

大丈夫な人だけ読んでみてください。

 

自分は今40歳。この症状に捕らわれてから4年になる。

自分は元々楽観主義で明るいやつだった。

本なんか読んだこともほとんどなく(今は本ばかり読んでいる)、

なんとかなるさ主義な人間だった。

 

ちょうどコロナがやってきた2020年の2月。突然やってきた。

でも、コロナは関係なくて、今思えばその前の2019年あたりから少しおかしい兆候はあった。

ほんとにたまたまそのタイミングだった。

何がきたって自分がおかしくなった日。

 

つまり36歳の年明け後、少し落ち着いたあたりのある日、

年末から年明けにテレビでやっていた深夜の海外ドラマでゾンビで有名なやつのシリーズをずっと見ていた。そのドラマは今まで興味がなくて、他の海外ドラマはよく見ていたんだけど、たまたま暇で寝つきが悪かったときにテレビでやっていたから見てしまった。

そしたら、思いのほかおもしろくてハマってしまった。テレビではおためしの数話しかやらなかったので、続きが気になり、すぐさまネットのサブスクを登録してすべてのシーズンを見ることにした。

毎日休みの間、何もせず何時間もそればっかり見ていた。

そしたら、あるシーズンの話の中で、とてつもなくグロテスクなエグイ描写のシーンがあった。その瞬間今まで楽しめていたのに、急に気持ちが悪くなり、今までにない感覚に襲われた。胸がザワザワ、呼吸もなんだか急に苦しい、なんだか落ち着かない、焦ったような気分に迫られたような気分に胸が苦しくなった。

自分でも初めてのことで、これが一体なんなのかわからず、すぐに映像を消して、洗面台まで行って顔を洗ったり、水を飲んだりした記憶がある。タバコを吸って気分をなんとか落ち着けようとした気もする。

 

その日は、とりあえず、なんとかそれでおさまった。もうこのドラマは見るのやめようと思ってサブスクも登録解除した。

それから数日後のある日、テレビを見ていたとき、何のことはない女性が話しているシーンが映った。その女性の目を見た瞬間、何かわからないが、気持ち悪くなった。キレイな二重まぶただった気がするが、なぜかそのまぶたの切れ目が気持ち悪く感じてしまった。その瞬間、また胸がザワザワ、ジワーっとする感覚がした。

一体自分に何が起きているのかわからなった。これは一体なんなんだろう。。

そして、そのあたりから最初に海外ドラマで見たあのシーンが急に頭の中に浮かぶという現象が起きだした。それは突然、否応なしにくる。朝だったり、昼だったり、夜だったり、ご飯を食べているときだったり、テレビを見ているときだったり、ドライブ中だったり、いつくるかわからない。いわゆるフラッシュバックのようなものかもしれない。

自分が望んでいないのに、むしろ嫌だったあの映像が繰り返し頭の中に出てくる。

そのたびに、頭の中でやめろと打ち消す。でも出てくる。そのループになった。

 

ある日、実家に帰ったとき家族と話しているとき、何かの話題になった。

そこで、自分が「あーそれあれだよ、なんだっけ、誰だっけ、あれだよ、あの人」

という他愛もない会話の中で思い出せないことがあった。

その瞬間、またあの胸がザワザワ、ジワーっとする感覚と感じたこともない怒りのような感覚に陥った。なんで思い出せないんだ、なんで?なんで?と焦り出しパニックになりそうになった。

今思えば、そんなこと誰にでもあることなのに、その時は本当に発汗するようなパニックになりそうだった。

 

その後もあいかわらずドラマのシーンが浮かんでは消しての繰り返しの日々。

何か月か経ったある日突然、昔、大学の授業で見た映像を思い出した。

それはいろいろな映像作品を紹介する講義だったのだが、その中でサブリミナル効果の映像集があった。その中に人の目を掻っ切るような描写の映像があったことを思い出した。今までそんなことは当の昔に忘れていたし、なぜこのタイミングで思い出したのかもわからない。そこで、今度はその映像も繰り返し思い出しては消すというループの一つに追加されてしまった。その時は、何年も経っているのに今さらその映像を紹介した先生のことを恨んだりした。

しかし、人間の記憶というやつは、非常に曖昧であたかもそれが正しいと思っているが、20年弱前に見た映像が本当はそうだったのか、確かめる術はない。

実際は違っていたかもしれないし、ドラマの映像のせいで、自分の脳が勝手にそれに紐づけて作り出しているのかもしれない。

 

上記に書いた症状が、いわゆる強迫性障害ならびに不安障害なのだろう。

後に買った本を読んで初めて分かることになる。

要は頭の中で望まない消したい怖い映像が何度も何度も強迫観念として繰り返す、それに対して相手をして打ち消すという強迫行為。

これが正に負のループである。

 

その後もいろいろな症状が出始めることになるが、長くなるので今回はこのへんで。